激戦区で差別化するには~食のマッチング
2014.01.28
特に、大消費地を抱える首都圏では、百貨店・デパートでは催事として地域物産展の人気が高く、食品フロアでも全国各地の様々な食材を扱っています。
事務局としての運営を通じて、商談会で重要と感じたポイントをいくつかご紹介します。
出展企業へのきめこまやかなサポート
事前サポートだけではなく、商談会開催中や終了後にさまざまな企業からアプローチがあることを想定し、与信管理の面から新規企業と取引を開始する際の注意点等を学んでいただく、来場者の属性分布データ(売上高など)を提供する、といったアフターフォローを含めた出展企業へのきめこまやかなサポートも重要なポイントです。
確実に面談できるバイヤーズデスクの設置、商談会の成果を地域企業へアピール
地域外での商談会への出展は、企業にとっての費用負担は少なくありません。出展企業がなかなか集まらないという事例も聞きます。商談会の成果を地域企業に具体的にアピールすることは、興味を喚起し、次の新たな参加企業の掘り起こしにつながります。同時に、出展企業の顔ぶれのマンネリ化防止にもつながるといえるでしょう。
また、幅広く出展候補企業をピックアップするため、企業データベースから、業種や扱い商品など企業属性にもとづいて抽出するのもひとつの方法です。
今回ご紹介したポイントは、開催側からの視点ではありますが、同種のイベントが多いなかで、こうしたポイントを確実に押さえていくことが成功のかぎになるのではないでしょうか。