与信管理の用語集【く】
2019.01.01
正確には繰越欠損金と言います。
税務上、欠損金(赤字)が生じた場合に、次期以降に発生した課税所得(黒字)と相殺することができる制度があり、この制度により将来に繰り越す欠損金のことを言います。
繰越利益剰余金 くりこしりえきじょうよきん
企業会計における勘定科目の区分のひとつで、企業がスタートしてからの利益を毎年計上していく項目です。
(当期純利益+繰越利益+任意積立金の取り崩し額)-期中配当額-配当に伴う利益準備金積立額 でもとめられます。
繰延資産 くりのべしさん
本来費用とすべき支出をした時に、その効果が将来にわたって発現するものと期待されることから、費用計上せず、複数年にわたって資産に計上されるものを指します。これは、数年をかけて償却することで費用化していきます。例えば、創立費や開業費、開発費など、その効果が1年を超えて続くことが期待されるものが該当します。
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クレジットリスク くれじっとりすく
債務者が財務状態の悪化などによりデフォルト(=債務不履行)となるリスクのことです。「デフォルトリスク」「債務不履行リスク」「貸し倒れリスク」ともいわれます。
自社の与信管理を進化させるヒント
与信管理の運用に満足している回答者の取り組みや自社と比較できるように取引先数別の結果も記載しています。
与信管理白書2021 ~ニューノーマル時代を見据えた実務のヒント~