最新コラムをお届け メールマガジン登録
お問い合わせ
  • TOP
  • コラム
  • 水産関連業界の景況感に関する動向調査|TDB特別企画レポート

2023.10.23

TDB特別企画レポート|旬の話題を掘り下げてお届け

水産関連の景況感、
中国の禁輸やコスト高騰で2カ月連続悪化
和食人気は追い風、輸出先拡大やブランディングがカギに

はじめに

洋食文化の浸透や食の簡便化ニーズの高まりにより、国内の消費が落ち込み続けてきた水産業界。コロナ禍での内食回帰による缶詰や瓶詰、冷凍食品の需要に加えて、コスト増を受けた値上げの実施や飲食店向け需要の持ち直しなどにより、景況感は回復傾向にあった。

ところが、東京電力福島第一原子力発電所で処理水の海洋放出が始まったことを受け、8月24日に中国が日本の水産物の輸入を全面的に禁止する対抗措置を発表。また、香港も10都県からの水産物の輸入を停止した。日本の水産物輸出額の約4割を占める中国・香港の禁輸措置から2カ月が経過し、水産物の価格下落などを含め関連業界への影響が懸念される。そこで帝国データバンクでは、水産関連業界を取り巻く環境や景気DIの動きを調査した。

調査結果

 5類移行で7年1カ月ぶりに40台へ回復するも、コスト高騰や禁輸措置で直近では悪化
 8月の中国向け水産物輸出額は前年同月から65.7%の減少

問い合わせ

<お問い合わせはこちら>

<<一覧に戻る

TDBカレッジ知識度チェック

Recommend

講師一覧

クリックすると、このホームページ運営企業がTDB企業サーチで表示されます。
TDB企業コード:986700000
PAGE TOP