2024年「主要花火大会」価格調査|TDB Business View
2024.07.22
花火大会の有料席、半数超が今年「値上げ」
~ 最安値平均は5千円超え 花火大会で「プレミアム化」進む ~
はじめに
今年は最安値でも5000円を超える価格設定が多くみられたほか、最高額で10万円を超える価格帯も設定され、花火大会全体で価格の引き上げが目立った。ただ、有料席の導入が本格化した2023年は知名度やアクセスの良さ、花火の打ち上げ規模などによって高額席の売れ行きに差がみられ、有料化や金額設定の成否については各大会で二極化も進んでいる。「単価の引き上げ」と「価格設定の妥当性」について、観覧者を含めたステークホルダーに受け入れられる土壌づくりが、花火大会の有料化やプレミアム化を普及・定着させるうえでの課題になるとみられる。
■全国の花火大会のうち、動員客数が10万人以上(平年)の106大会が対象。有料席の範囲は、「個人席」「グループ席」が対象
■駐車場料金等の付帯料金、企業協賛金は集計対象外とした
■2020年~2022年はコロナ禍による大会中止が多いため対象外とした
調査結果
2 花火大会の有料席、半数超が今年「値上げ」 最安値平均は5000円を超える
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