日本企業の「中国進出」動向調査（2024年）｜TDB Business View
2024.08.01
中国進出の日本企業、ピークから1千社・1割減
～ 2024年は約1.3万社 中国事業の再編・撤退目立つ ～
はじめに
帝国データバンクの調査では、中国に現地法人や生産拠点などを有する日本企業の数は約1万3000社に上った。コロナ禍で中国事業の撤退や縮小が相次いだ2年前に比べて約300社増加したものの、コロナ禍前の水準には届かなかった。現地法人の統合や合弁の解消、東南アジアへの移転などが水面下で進んでおり、日本企業の中国ビジネスに対する慎重な姿勢が鮮明となっている。
調査結果
2 「上海市」が約1千社・1割超の大幅減、沿岸部で減少傾向目立つ 内陸部は増加
3 全業種で2年前から「増加」 不動産開発を背景に「建設業」の増加が目立つ
4 中国事業の統合・整理、生産拠点で加速する可能性 サービス・販売は進出続く
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