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  • 「営業・本物のプレゼンテーション」

2014.10.09

 【営業は楽しい?】

 毎週土曜日8:00~ 都内のホテルで行っている弊社の営業会議から生まれた勉強会「Saturday  Oceans」は、テーマに沿ってそれぞれの出来事や考えをシェアする会です。
 その「Saturday Oceans」に今日は大学生のゲストが参加、彼らはアントレプレナーシップ勉強会のメンバーで、複数の大学にまたがるビジネスサークルとして活動しています。

 ビジネスサークルの取り組みのひとつとして学生のうちに営業という仕事にトライする。
その理由は、辛い・苦しい・大変という営業のイメージ、これをスポーツのように充実感を味わえるものへと変える。営業をスポーツのように身近なものにする為です。

営業の魅力

 今、学生の多くは出来ることなら営業職には就きたくないと考えているようです。

 なぜ学生が営業職に就きたがらないのか?それは社会人が営業の魅力、素晴らしさを学生たちに伝える事が出来ていないからなのではないでしょうか。

 いつの間にか、
「営業とは数字に追われる、相手に断られる = 断られるのが辛いから営業したくない。」
の図式が出来上がってしまったのです。

 確かに断られる事は辛い事です。もちろん、辛い仕事に就きたくないのは大人も学生も同じです。
バブル期前の営業に対する考え方は、「断られてからが営業だ」「ガッツと根性で売ってこい!」「お客様の為には何でもやれ」という言葉に代表されています。

マーケットの法則

 もちろんガッツや根性も必要かもしれません。でも「断られてからが営業だ」と上司から言われ続けた結果、断られることが辛くなり営業という素晴らしい仕事に嫌気がさす若者が後を絶たちません。
 断られてからが営業と教える前に「マーケットの法則」(詳細はセミナーにて)を部下に伝える事により断られても大丈夫なスキルとメンタルを身に着ける事が重要なようです。

人生とは営業(セールス)そのもの

 人が生きているという事は、まさしく営業そのものです。
「営業を磨く、営業を極める」と言う事は人生を磨き、極める事につながります。

 学生達は営業(セールス)というと「立場の弱い人」「頭を下げてモノを買ってもらう人」「お客様に叱られる人」を想像するのかもしれません。

 しかし営業とはリレーションシップ、すなわち「人間関係」そのものなのです。

・人生の成功、豊かさのほとんどは人を通して得られます。
・家庭面での成功も人間関係です。
・経済面での成功も、見込み客、クライアント、社内での人間関係を通して達成します。

 営業(セールス)は、仕事を通じコミュニケーションスキル、リレーションシップを学びトレーニングする事が出来る、最高の環境にあるのです。

マーケットの変化

 マーケットは変化しています。(※2013.12.17のコラム「営業成果を出すためのセールストレーニング~心の扉を開く」を参照)

 価値観、常識が大きく変化した、その変化に対しプレゼンテーションも変化する必要があるようです。

 コンピュータが発達していなかった20世紀に高く評価されたのは「頭脳」。
コンピュータが発達した現代では、コンピュータに出来ない事を得意とする人が高く評価されるようになったのです。

 コンピュータに出来ない事、すなわち感性、感情、表情、愛情、コミュニケーションこそがコンピュータには出来ない人間ならではの能力です。

 そしてその人間力こそが商品となる仕事が営業(セールス)なのです。

「人を感動させ、動機づけ、行動へと導く」能力こそが、これからの時代のキーワード。

 経営者、マネージャーこそが、この能力を身につける必要があるのではないでしょうか?

「営業成果を出すためのセールストレーニング~心の扉を開く」 コラム

株式会社オーシャンズ
代表取締役 三井 裕

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