「営業・本物のプレゼンテーション4」
2015.02.04
企業研修でのワンシーン。
経理部のAさんは、
「自分は営業ではないから、営業研修は必要ないのでは?」
と研修に対する批判めいた事をアンケートに記入していました。
ところが研修の回数を重ねるごとに研修に対する姿勢が変り、初めは恥ずかしがっていたロープレにも積極的に参加し始めたのです。
感謝される体験
私には営業なんて向いていないと後ろ向きだったAさんが友人に感謝されたことにより、彼女自身の中の何かが少しずつ変化し始めたようです。
そして研修も終盤に差し掛かかったときにAさんからこんな提案がありました。
「販売を営業さんに任せるのではなく、全員で営業出来たら売り上げアップすると思うんです。私たちだって営業したっていいじゃないですか!!」
「人生そのものが営業」
人は感謝されると嬉しくて動きたくなります。彼女もそのひとりかもしれません。
現場だから、経理だから、事務だからと営業を難しいものだと嫌がらず何事にもチャレンジしてみませんか?
事実、その数年間で大きく変わったのが、研修の参加者が営業職ばかりだった10年前とは様変わりして、営業以外の方々の研修の参加が増えてきています。
事務職、職人、製造スタッフ、運転手、技術者達の研修への参加が圧倒的に多くなってきました。
彼らもAさんと同じように営業の楽しさを知り、感謝されることを体験する事により「人生そのものが営業」という言葉が腑に落ちるのかもしれませんね。
「変化」すること
時代は安定から不安定に変化しています。不安定な時代に売上を伸ばすポイントは、動く事(変化する事)です。安定していた時代は「動かない」事が正解だったようですが、不安定な時代は我々が変化し続けることが大切です。
「変化(チャレンジ)する事」が成功への架け橋になるのです。
何もしなければリスクも少ない代わりにチャンスが訪れる可能性も少なくなります。
成功の反対は「失敗」ではない。成功の反対は「平凡」である。(平凡=すなわち何もしない事。)
さあ不安定な時代に御社(あなた)は何にチャレンジしますか?
株式会社オーシャンズ
代表取締役 三井 裕