「営業・本物のプレゼンテーション8」
2015.11.10
経営者向けのセミナー会場にて、参加者の中に満面笑顔の経営者の方がおられました。
その方は4時間のセミナー中、終始笑顔なのです。
きっと社員の前でも笑顔なのでしょう。
我々はこう考えています。
経営者にも上がり目と下がり目の経営者がいるはずです。
そして上がり目の経営をするためには成功法則や原則があるはずです。
例えば、あなたが特別な情報や希少価値の高い商品を提供するのであれば、笑顔の方といつも無表情の方のどちらに話をしたいと思いますか?
また、なぜ東京ディズニーランドは多くのゲストで賑わっているのでしょうか?
思い出してみて下さい。キャラクターの主役であるミッキーマウスの口元はどうなっていますか?そうです!ミッキーマウスの口角は上がっています。口角の上がっている人物、キャラクターには人が集まり、良い情報が集まるのです。
あなたが経営者または営業マンであるならば、口角上げますか?それとも下げますか?
経営やマネージメント、そして営業にも全てに原則があるのです。
【成功の5原則】
経営者・管理職・営業パーソンの全てに共通しています。まずはあなたの頭の中にある考えをリスト化することです。ポイントはすべて書き出す事。
あなたの頭の中にある考えやアイデアが商品なのです。そしてすべて書き出すということは「目標や目標、やりたい事」だけではなく「マイナスのイメージや嫌な考え」などのマイナス要因も書き出す事です。
リスト化しようとすると良いことばかりをイメージしがちなのですが、あえて悪いことをリスト化することが重要です。悪いことは考えるな、ではなく、良いことも悪いことも同じように傾向と対策を練り、未来をイメージすることが重要です。
リスト化したものの中からピックアップし、やるか、やらないかを決断することです。
すなわち、のるか反るかです。
やると決めたら徹底的にやるか、徹底的にやらないか、どちらか決めることです。
人が休んでいてもやると決めたらやる。
人がやっていても休むと決めたら休む。
最悪なのはそのまま保留にすることです。(決められない状態)
成功はあなたのセルフイメージが決定付けます。多くの本などに「セルフイメージが大切だ、セルフイメージを高めなさい」とありますが、どのように上げたらよいか理解できない人が多いようです。
私達は想像出来ないものを手に入れることは出来ません。
例えば英語を話したいと思っている人は英語を話せるようになる可能性がありますが、決して5ヶ国語を話せるようにはならないでしょう。5ヶ国語を話せる人は、5ヶ国語を話そうと思った人であり、500坪の家を手に入れた人は500坪の家をイメージした人です。
「リスト化し」「決める」「セルフイメージを高める」の次のステップは、「決めたことを書く事」です。なりたい姿、やりたい事、得られるもののイメージの写真や雑誌の切り抜きを部屋、オフィス、持ち物に貼ることです。
「忘却曲線」をご存知ですか?作家ウィリアム・J・トビンによると人間は「24時間後に25%、48時間後に50%、4日後には85%、16日後には98%忘れる」と言っています。
自分自身を最高のコンディションにし続けるための一定した決め事、決まり事の行動スケジュールです。意識的にしろ無意識的にしろ、自分自身実行していたり、目にしている事もたくさんあるはずです。
どの業界、世界においても一流の人は自分自身のルーティーンを行い、一流の企業や組織であるならばチームとしてのルーティーンを実践しています。
みなさんは成功の5原則をどのように加工し実践しますか?
株式会社オーシャンズ
代表取締役 三井 裕