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- 【1分アンケートレポート】営業活動の事前準備
営業活動をするうえでは、訪問前に事前準備を行うことが一般的ですが、そのやり方は同じ組織においてもバラバラということをよく耳にします。今回は、営業パーソンが実際に事前準備をどの程度重要視しているのか、どのような情報を確認しているかなどについてアンケートを実施しました。
タイトル:営業活動の事前準備に関するアンケート
実施期間:2018年8月23日~9月20日
回答数 :218件
実施方法:Webアンケート形式
集計結果を以下に掲載します。(画像をクリックすると拡大します)
顧客を理解するための事前準備は重要だと思いますか(単一回答)
「とても重要である」と思っている人が89.4%と圧倒的に多く、「やや重要である」と合わせるとほぼ100%となり、営業パーソン誰しもが事前準備の重要性を感じているようです。
事前準備の際に確認している内容はどれですか(複数回答)
「事業内容」が88.5%と最も多く、「自社との取引状況」が83.9%と続き、この2項目が8割を超える結果でした。これに続いたのが、67.0%の「財務内容」、66.1%の「信用評価」でした。
顧客がどのようなビジネスを展開しているのかを理解することと、自社サービスを活用してもらっているのかについては、事前準備をするうえで当たり前のように行われていることが多いようです。財務内容や信用評価については、取引を行って問題のない先かどうか、取引条件をどうするかなどを事前に見極めていると想定されます。
事前準備をどの程度できていると思いますか(単一回答)
過半数の51.4%が「半々程度はできている」との回答でした。次いで多かったのは「ほぼできている」の36.7%でした。事前準備が重要であると考える営業パーソンが大半の中、いざ行うとなると思うようにはできていないのが現状のようです。
事前準備を行わない理由は何ですか(複数回答)
「十分に準備はできている」の35.3%を除くと多かった回答は、42.2%の「情報が取り辛い・取れない」、33.0%の「時間が足りない」でした。働き方改革が進む中、限られた時間の中で、効率的に情報取集をしていることがより求められていくでしょう。
本コラムは、株式会社帝国データバンクが実施したアンケートをもとに作成しています。
そのため、著作権は弊社に帰属します。
本コラムの内容を引用する場合は、以下のように出典の明記をお願いします。
出典:帝国データバンク 2018年9月 営業活動の事前準備に関するアンケート
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