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【1分アンケートレポート】営業活動における企業の変更情報活用
企業や部門のトップが変わったタイミングで新しい方針が打ち出されることは、よくあることです。他にも様々な企業の変化のタイミングで、ビジネス機会が発生しているかと思います。今回は営業活動において、どのような変更の情報が有効なのか、なぜ有効なのか、情報の受け取り手段や頻度などについてアンケートを実施しました。
タイトル:営業活動における企業の変更情報活用に関するアンケート
実施期間:2018年11月1日~12月6日
回答数:161件
実施方法:Webアンケート形式
集計結果を以下に掲載します。(画像をクリックすると拡大します)
ターゲットとする企業の変更情報は営業活動に有効だと思いますか(単一回答)
「とても有効であると思う」と「やや有効であると思う」を合わせると97.5%と、企業の変更情報は営業活動に活用できると考える方が大半であるという結果でした。
どのような変更情報が営業に有効であると思いますか(複数回答)
有効な項目については、「業績」が74.5%と最も多い結果でした。次いで「資本関係(資本金・株主・系列)」が61.1%、「取引関係(得意先・仕入先・取引銀行)」が59.2%とステークホルダーの変更情報が続きました。また、「代表者」や「人事異動(役員・部長クラス)」などヒトに関する項目も50%以上と注目が高いことがわかりました。
変更情報が営業活動に有効と思う理由を教えてください(複数回答)
「変更情報から仮説をたてることができる」が2/3超の68.8%と最も多く、「行動のきっかけができる」が54.8%と続きました。変更情報が営業活動を有効に進めるうえでの切り口となると考える人が多いようです。
ご自身が変更情報を活用して営業するとして、どのような情報受け取り手段がよいですか(複数回答)
「Eメール」が88.2%と圧倒的に多い結果でした。様々なコミュニケーションツールが浸透してきていますが、2番目に多かったのは意外にも「書類」の18.6%でした。情報の流通が増加している中、有効な情報で紙で受け取りたいと考える方が一定数存在することが推察できます。
ご自身が変更情報を活用して営業するとして、情報を受け取る頻度はどの位がよいですか(単一回答)
「週1回」が29.2%と最も多く、「毎日」が19.9%、「月1回」が18.6%と続きました。情報量や内容にもよるのでしょうが、情報を受け取りたい頻度はバラツキがあるようです。
一方で全体の約1/4の毎日受け取りたいと回答した人は、情報はスピードが価値であると感じていると考えられます。
貴社ではターゲットとする企業の変更情報を営業に活用していますか?(単一回答)
「情報発生ベースで活用している」が36.0%と最も多く、僅差で「営業パーソンの属人的判断で行っている」が33.5%と続きました。「情報を収集する仕組みがあり、活用している」は8.7%にとどまり、有効活用できると考える人が大半であるものの、組織的な活動とはなっていないことが浮き彫りとなりました。
本コラムは、株式会社帝国データバンクが実施したアンケートをもとに作成しています。
そのため、著作権は弊社に帰属します。
本コラムの内容を引用する場合は、以下のように出典の明記をお願いします。
出典:帝国データバンク 2018年11月 営業活動における企業の変更情報活用に関するアンケート
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