【1分アンケートレポート】取引先マスタの利活用に関するアンケート
2019.06.25
タイトル:取引先マスタの利活用に関するアンケート
実施期間:2019年5月10日~5月31日
回答数:148件
実施方法:Webアンケート形式
集計結果を以下に掲載します。(画像をクリックすると拡大します)
あなたの部門を教えてください(単一回答)
どのように取引先マスタを使用しているか(複数回答)を聞いたところ、「取引先マスタの管理(変更・修正を含む)をしている」が58.3%と最多で、「連携されたシステムを通じて取引先情報を閲覧している」が40.7%、「取引先マスタに企業情報の登録を申請している」が31.5%と続きました。
また、業務で企業情報を必要とする場面があるとの回答は98.0%に上りました。
貴社で使用のシステムには企業情報を表示するための取引先マスタがありますか(単一回答)
この内、91.7%と大半の企業が取引先マスタを識別する“取引先コード”があるとの回答でした。
また、仕入先と得意先で取引先マスタが「分かれている」は75.0%で、「分かれていない」が23.1%でした。
さらに、取引先マスタを法人単位で管理しているのは85.2%でした。
法人単位以外でも管理しているものがあれば教えてください(複数回答)
取引先マスタを整備・名寄せする際に使用している企業識別番号は何ですか(複数回答)
取引先マスタを使用しているシステム(ツール)は何ですか(複数回答)
貴社の取引先マスタの整備や改善に関する取組状況を教えてください(単一回答)
取引先マスタの利活用に関して課題があれば教えてください(複数回答)
「回答者部門」と「取引先マスタの利活用に関する課題」のクロス集計
「情報更新の頻度」については、「総務・人事部門」と「営業・営業推進部門」が特に課題を感じているようです。
その他では、「名寄せ・マッチングの精度が低い」は全体では18.2%が課題と感じていますが、「経営企画部門」は3.2%と非常に低い結果となりました。取引先マスタのユーザー部門と思われる「総務・人事部門」「審査・経理・財務部門」「営業・営業推進部門」は全体よりも高い結果でした。
また、「グループ会社で共有するマスタの統合」については「営業・営業推進部門」が22.7%と全体より10ポイント程度高く、グループ全体でのシナジーを期待していることが窺えます。
本コラムは、株式会社帝国データバンクが実施したアンケートをもとに作成しています。
そのため、著作権は弊社に帰属します。
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出典:帝国データバンク 2019年5月 取引先マスタの利活用に関するアンケート
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