異業種間での情報交換の場~調査報告書の読み方交流会~経営の手法~
2019.08.14
交流会形式のイベントは過去にも「仕入先の管理」や「海外企業情報」「RPA・AIを活用した与信管理」等、様々なテーマを取り扱ってきました。今回の交流会では、「報告書の読み方・与信管理」をテーマに、日ごろ弊社の調査報告書をご覧いただいているお客さまにお集まりいただきました。
本交流会の目的は「参加者同士の交流を通じて調査報告書の理解を深めていただくこと」としています。そのため参加者ができる限り多くの情報を発信・収集できるよう、話しやすい環境づくりを心がけました。その一つの試みとして、今回初めて女性を参加対象とし、同性同士で気軽に話しやすい雰囲気を用意しました。
当日は、弊社から「与信管理をするうえで、『ヒト』『モノ』『カネ』の観点で、どのように報告書を見ていますか?」と投げかけ、5つのチームに分かれてディスカッションしていただきました。チームごとに調査報告書の見るポイントを模造紙に書き出した後、他チームの意見も収集できるように途中でチームメンバーを入れ替えるなど、できる限り多くの方と情報交換や知識を共有できるよう運営しました。
また、各チームには弊社社員がファシリテーターとして参加し、評点の構成要素や調査報告書内で確認すべきポイント等をご紹介しました。
参加者の中には、調査報告書の利用歴が浅い方から10年以上の方まで様々な方々がいらっしゃいました。ディスカッション中には利用歴の長い方が他のチームメンバーへ疑問を投げかけるなど、参加者が主導して話を進める場面も見受けられました。
市場把握からターゲティングまで実践するための企業データベース活用とは
・「業界が似ているとチェックポイントも似ているということを改めて実感した」
・「代表者の個人資産のような『ヒト』の観点や、安定供給が可能かどうか『モノ』の観点で見ているなど、自社にとって新しいチェックポイントを知ることができた」
・「2時間ではとても足りないくらい充実していた」
・「様々な業種、立場からの見方、注意している点を知ることができてとても参考になった」
また、参加対象を女性としたことに関しては、「女性同士だと情報交換がしやすいと感じました」との声をいただきました。
交流会後のアンケートでは、9割以上の参加者から「理解が深まった」との声をいただいています。今後も、参加者の方々が交流を通じて業務改善のヒントを得ていただく場を企画したいと思います。
営業企画部 東日本営業企画課 ラット デミ ハミリ
■関連資料
『調査報告書の読み方』はこちら