「ジャニーズタレント」CM等起用の上場企業動向調査|TDB特別企画レポート
2023.09.14
ジャニーズタレント起用の上場企業
2割超が今後「見送り」へ
(2023年9月13日時点)
~ハラスメント「容認しない」姿勢鮮明も、続投判断は二分~
上場企業では法令順守やガバナンスの厳格化が求められることに加え、人権意識の高い欧米市場などでは児童性加害問題で特に厳しい対応をせまられる。そのため、欧米市場に展開するグローバル企業や機関投資家が多い金融機関などでは、レピュテーションリスクや取引停止リスク回避も目的に、ジャニーズタレントの起用見送りといった厳しい対応が続くとみられる。ただ、13日時点では「検討中」「続投」表明企業も多いほか、起用を見送る企業でも今後の被害補償対応次第など条件付きのケースが多く、完全解消には慎重な動きもある。知名度が高いジャニーズタレントの起用見直しについて、各企業における今後の判断が注目される。
[注1] 帝国データバンクが保有する企業情報や外部情報から、「ジャニーズ」タレントをテレビCM・企業広告として23年以降に起用が
判明した(予定含む)上場企業65社(グループ含む、9月13日時点)が対象。各社発表または報道資料に基づく
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