「食品主要195社」価格改定動向調査-2023年11月|TDB特別企画レポート
2023.10.31
11月の食品値上げ 131品目
22年以降最少、2年続いた値上げラッシュ「沈静化」へ
はじめに
2024年の食品値上げは10月末時点で493品目にとどまり、当面「値上げラッシュ」が再来する可能性は低い。ただ、足元では1年ぶりの1ドル150円台に到達するなど円安ドル高基調が続き、食材・原材料の輸入コスト高に対する懸念が残る。「モノ」由来の値上げ機運は一旦後退したものの、今後も物流費の上昇や賃上げなど人件費増に対応した価格転嫁が進行するとみられ、断続的な値上げの動きは24年以降も続くと予想される。
※品目数および値上げは、各社発表に基づく。また、年内に複数回値上げを行った品目は、それぞれ別品目としてカウントした値上げ率は発表時点における最大値を採用した。なお、価格据え置き・内容量減による「実質値上げ」も対象に含む
※次回発表は、2023年11月30日(木)午前9時を予定
調査結果
2 11月の食品値上げ、22年以降で最少131品目 値上げラッシュ「沈静化」の傾向強まる
3 11月の値上げ、乳製品は10カ月ぶりゼロに 加工食品は22年以降で最少
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