最新コラムをお届け メールマガジン登録
お問い合わせ
  • TOP
  • コラム
  • コロナ禍前後に見る信用リスク変化|TDB Business View

2024.02.21

TDB Business View|旬の話題を掘り下げてお届け

飲食店2社に1社、経営に黄信号
信用リスク「高」、コロナ前の3倍に急増


~「飲食料品小売」「運輸業」でも高リスク企業が3倍に増加~

はじめに

2023年の倒産件数は8497件(前年6376件)と、前年を2000件超上回り増加率は33.3%とバブル崩壊後で最も高かった。コロナ禍で景気は悪化し多くの事業者の経営は苦しくなったが、ゼロゼロ融資や各種補助金などが強力に作用し、2021年と2022年の倒産は歴史的低水準に抑制された。2023年は、感染法上の分類が5類に移行し日々の暮らしの姿も戻り経済活動も再開し、コロナ前に戻る動きが大きく進んだ1年だったわけだが、正常化によって倒産件数も以前の水準に戻ってきたと言える。足元では原材料高騰、エネルギー価格上昇、人手不足等で企業の各種コストが上昇するなか、価格転嫁できずに収益が悪化しているところがある。また、ゼロゼロ融資の返済を迫られ、厳しい経営環境に直面している企業も存在する。こうした外部環境の変化を受け、特に倒産件数が増加している業種に着目し、コロナ禍前後の信用リスク変化について分析した。

調査結果

■「飲食店」「飲食料品小売」「運輸業」は倒産件数が増加
■コロナ禍前と比べ高リスク企業が3倍に増加

お問い合わせ

当レポートに関する詳細なデータや同種の調査結果をお求めの場合は以下より個別にお問い合わせください
<お問い合わせはこちら>

関連資料

新型コロナ関連融資に関する企業の意識調査(2024年2月)|TDB Business View (2024年3月28日)

コロナ禍前後に見る信用リスク変化|お役立ち資料

<<一覧に戻る

TDBカレッジ知識度チェック

Recommend

講師一覧

クリックすると、このホームページ運営企業がTDB企業サーチで表示されます。
TDB企業コード:986700000
PAGE TOP