金利上昇による企業への影響調査(2024年4月)|TDB Business View
2024.05.21
金利上昇、企業の4割近くで「マイナス影響」
~3社に1社は「プラスマイナスで相殺」、円安是正効果に期待~
はじめに
アベノミクススタート時の目玉政策の一つであった「大規模な金融緩和」は終了することとなり、金融正常化への一歩を踏み出すこととなった。政策修正を受け、一部の金融機関は預金金利を引き上げたほか、貸出金利を引き上げる方向で動いている金融機関もみられる。日本銀行の緩和的な金融環境を維持する方針を受け、引き上げ幅は限定的な状況が続いているが、今後さらなる金利の上昇が見込まれる。
そこで、帝国データバンクは、金利の上昇による影響について企業の見解を調査した。本調査は、TDB景気動向調査2024年4月調査とともに行った。
■調査期間は2024年4月16日~4月30日、調査対象は全国2万7,052社で、有効回答企業数は1万1,222社(回答率41.5%)
■本調査における詳細データは景気動向オンライン(https://www.tdb-di.com)に掲載している
調査結果
2 業界別、「マイナスの影響の方が大きい」は『不動産』が47.7%で最も高く、『製造』も4割台で続いた
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