企業の想定為替レートに関する動向調査(2024年度)|TDB Business View
2024.06.24
企業の想定為替レートは平均140円88銭
~ 実勢レートとの乖離が企業業績の回復に水を差す可能性も ~
はじめに
企業が業績の見通し等を作成する際にあらかじめ設定(想定)した名目為替レートと、実際の為替レートに大きな乖離が生じた場合には、その乖離が企業の事業遂行に影響を与えるほか、業績を大きく左右することとなる。とりわけ、中小企業の想定為替レートは企業の与信にも影響を与える。
そこで、帝国データバンクは、企業の設定(想定)為替レートについて調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2024年5月調査とともに行った。
■調査期間は2024年5月20日~5月31日、調査対象は全国2万7,104社で、有効回答企業数は1万1,410社(回答率42.1%)。分析対象は想定為替レートを設定している企業2,466社。なお、想定為替レートに関する調査は2017年以降、毎年実施し、今回で8回目
■本調査における詳細データは景気動向オンライン(https://www.tdb-di.com)に掲載している
調査結果
2 業界間の想定為替レートの違いは最大15.88円差、昨年の7.44円差から大幅に拡大
3 「直接輸入」だけを行う企業は「直接輸出」だけの企業より3.91円の円安水準を想定
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