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「アニメ制作市場」動向調査2024|TDB Business View
TDB Business View|旬の話題を掘り下げてお届け
アニメ制作市場、初の3000億円突破。
過去最高を大幅更新
~ 『すずめの戸締まり』など映画の相次ぐヒットが追い風、
動画配信向けも好調 ~
はじめに
アニメの視聴方法がテレビからネット配信へと移行が進むなか、海外で稼げる産業としてアニメなどのコンテンツ産業が注目されている。日本動画協会(AJA)の集計によると、2022年のアニメ配信市場は過去最高の規模となった。こうしたアニメ産業への追い風を背景に、2023年(1~12月期決算)におけるアニメ制作業界の市場規模(事業者売上高ベース)は、前年(2757億8300万円)を22.9%上回る3390億2000万円となった。2024年も引き続きアニメ制作の引き合いが強く、現状の業績ペースで推移した場合、2024年のアニメ制作市場は23年と同水準となる3400億円前後での着地が予想される。
調査結果
1 アニメ制作会社の8割が「フリーランス」と取引、インボイス制度による影響を注視
2 アニメ制作市場、2023年は過去最高の3000億円超、劇場版のヒットが寄与
3 制作態様で「収益力」格差が鮮明。下請の「専門スタジオ」、赤字割合は4年ぶり4割台
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